タロットカードとは


タロットカードは78枚で構成されています。
22枚の「大アルカナ」と56枚の「小アルカナ」。
22枚の絵札で0番の愚者をはじめとし、21番の世界で終わります。
そしてこの不思議なイメージはこの絵札の方に属しています。
又、小アルカナは、まず4つのスート(組)棒、杯、剣、金貨から構成されています。
その内16枚のスートがコートカードと呼ばれ人物で表わされています。
ナイト、クィーン、プリンス、プリンセス、タロットカードの種類によって
キング、クィーン、ナイト、ペイジとちがっています。
そして最後4組の10枚ずつが1~10番までの数になっています。
アルカナとは「秘儀」という意味になります。



タロットの歴史


タロット発祥の時代や場所はいまだに判明されていません。
ただ、現在、最古のタロットは1392年のものでパリの図書館に置かれています。

①1392年、シャルル6世の財務官シャルル・プパールの帳簿にパリのジャックマン・グランゴヌールに3組金箔塗りのカードを描かせたことにより56ペンスを支払ったという記述。

②1377年ヨハネスというドイツの修道僧が一組のカードをスイスでみかけたといっています。スペインで最初にカードが言及されたのは1378年であり、古代エジプトに起源があるといわれています。

古代エジプトの神官達が、自分達の文明が滅びようとする時にその英知力が失われることを恐れて、何かの形でそれを残したと、そして、その英知はユダヤと結びついたり、薔薇十字団の魔法と結びついたりして来たといわれていました。ジプシー、ユダヤ人、フリーメーソン、薔薇十字団、スーフィーなどといろいろな人達、秘密結社がタロットの創始者だと主張しています。

1800年から・800種以上のタロットが出現しています。歴史的理解として言われているのは、タロットの起源は15c前半(1420~1440)の北イタリアといわれています。これ以外の時代と場所でタロットが始まった証拠は、どこにもありません。

現存する最古のカードは貴族の宮廷に伝わった豪華な手作りデッキです。 歴史的に考えれば北イタリア、特にミタノで始まったといわれており、何より証拠はミラノを支配したヴィスコンティ家と、スフォルツァ家はいくつものカードを残しており、ヴィスコンティ=スフォルツァ版は78枚の内74枚が伝わり、残りの24枚は後に復元されています。



ステラタロットの特徴


タロットカードの正位置と逆位置の意味が作られるようになったのは、1770年に「タロットと呼ばれるカードのパックで楽しむ方法」を書いた有名な占い師エテイヤからでした。そして一枚一枚のカードに正位置・逆位置の意味をつけたのです。
今では、初心者からプロフェッショナル迄の人がリヴァースを使っている人が多いようですが、リヴァースを使っていない人も大変多いのです。
ステラ薫子もクローリーの制作したトートのタロットを25年間愛用し、78枚のカードの中から1枚を引くというワンオラクルというカードのやり方で今日に至っております。

ステラ薫子はいつも最初に宇宙からのメッセージという一枚のカードを引きます。このカードに、クライアントが抱えている今の状況が明確に出てきます。クライアントが自分のおかれている問題に対して1枚のカードを引くことで深く入っていく方法。これがステラ流ワンオラクルのやり方なのです。そのため、リヴァースを使ってしまうと一枚のカードの意味に捕らわれすぎて、本来のシンボルを読む事がむずかしくなります。その人にあったものに紐解いていくというやり方。直感で感じた事、浮かんだことを言葉に発していくことで、カードと自分が一体になれるのです。




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